24時間心電図の驚き

先月の通院の日、家を出ようとしたとこで「あっ、お薬手帳忘れた」って振り返った瞬間、動悸が始まった。

動悸自体は中高生くらいの時からたまにあったので、高鳴る鼓動を抑え(物理)ながらトボトボ診療所へ。

待合室に着いて20分。まだ動悸は止まらない。

その日は採血する日だった。

「ぽいぽいさーん ぽいぽいプリンさーん」

呼ばれてしまった。

「その後、お変わりないですかー?吐き気とか痺れとか」
「はい、何もないです」

いつも通りのテンプレの会話を終える。

「薬は3ヶ月分ね。じゃあ今日は、採血ねー」

後ろで待機していた看護師さんに手招きされて診察室の堅いベッドに座る。

動悸はまだ止まらない。

このまま採血されて大丈夫なのか?静脈から梨汁ブッシャー!!みたいにならないのか?知識がなさすぎて不安になってきた。

「あのっ…」
「どうしました?」
「家出てからずっと動悸が止まらないのですが、大丈夫ですか?勢いで血とか飛び出しませんか?」
「飛びw出さないけどww測ってみましょ!」

人差し指に謎の装置が装着された。

「脈拍130…動悸だねー。よくなるの?」
「昔から…1ヶ月か、2ヶ月に1回くらいですかね…」
「そっかー、今のうちに心電図とりに行きましょ!」

急遽別室に移された。

ベッドに寝て、健康診断でよく見る電極を装着された瞬間

「冷てっ!!」

動悸が止まった。

「あっ、計測開始した途端ピッタリ止まったね…」
「ビックリして止まっちゃいました」
「電極冷たいよねー」

「「(´ ・ω・`)(´ ・ω・`)」」

看護師さんと診察室へ戻り先生へ状況報告。

「迷走反射で止まったんだね…。心配だから1月、一応24時間心電図測ってみましょうか」
「24時間!?」
「普通に生活できるから大丈夫。お風呂も入れるから。採血も動悸に関する項目のチェック増やしておくね。甲状腺☆※□〜」
「oh…」

何言ってるかよく分からなかったけど、そのまま採血して帰宅した。

そして本日。

装着された!

こんな状態。

ちょっとアイアンマンみたいでカッコイイ!!

「動悸、起きるといいねぇ」

看護師さんは呟く。それ、いいのか悪いのか分かんないっす。

お風呂ガイドの冊子を貰った。

すごくお風呂に入れるアピールされてる。普段シャワーしか浴びないけど、アピールありがたい。どんなに泥酔して記憶が途切れていてもシャワーは浴びてから寝ている。

でも今日の料金、5600円だった。

心電図たっかい!!

今のところ動悸は起きていない。起きてくれないとムダ計測になってしまう。

動悸の起こし方、急遽求みます。

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