両親にお金を貸している。
それは生活費であるとか、引っ越し費用とかであり、昨年の11月からここ半年で、貸した額は157万になる。
なぜこんなことになっているのか。両親の状況は以下の通り。
◆父 ・70歳間近で働けなくなる ・脳やら糖尿やら腎臓をやらかしてる。数年以内に人工透析が必須になるらしい ・ギリ歩けるので障害者手帳も取れないとのこと ・生活保護を受けるには手帳を持ってこいと言われるらしい ・自営業だったので厚生年金ゼロ ・国民年金もおそらくゼロ。未納者。自分が子供の頃に踏み倒して給料差し押さえとかくらっていた覚えがある ◆母 ・50代 ・新しい仕事研修中。本格的にお金が入るのは今月以降(月収20万はいかない)
今までの記事で色々と書いてきたのだけど、実家は昔からその日暮らしで貯蓄がほぼ0だった。そんな状態で父が働けなくなったら、そりゃあ当然生活費がまるっと不足するわけで、自分のフィールドには攻撃を受けてくれるモンスターなんていなかった。父と母のカードはとっくに墓地へ送られていて、子供の財布にダイレクトアタック!とっくにライフはゼロよ!状態だ。
流石にこのペースで貸すのはヤバいのではないか?ぽいプは打出の小槌ではない。そんな危機感を覚え実家に帰ることになった。貴重なゴールデンウィークを1日使って。そんで生活費を聞き出していったらこんな感じ。
◆生活費
家賃 9.0万
光熱費 2.8万
通信費 2.9万(ケーブルTV 0.8 携帯2.1)
食費 3.0万
薬・通院 2.6万
タバコ 1.0万
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計 23.8万
いや足りてへん。母が予定している”月収20万いかない”くらいの収入じゃ生活費に足りてへん。
これでも今年に引っ越して家賃が少しはさがったのだけれど、まだ高いよ、うちより高い。家具の量に合わせるんじゃなくて収入レベルにあわせて選びなさいよ。
「タバコ削れるやん」と伝えると「タバコをやめたら精神崩壊する」と母は言う。身体はニコチンでできている。細胞の中の分子の中の原子の中の原子核の中の陽子と中性子の中のクォークを結び付けている素粒子が、常人はグルーオンであるならば、母のそれはきっとニコチンなのだろう。グルーチン?いや、ニコーチン。ニコーチンを失った母は素粒子レベルで崩壊していくのだ。
もうええわい。
そしてツイッターで呟いた通り、リボ払い、やってたね。
永続トラップカード『親のリボ払い』。
発動対象者には65万の借金ができ、1ターン経過ごとに支払い額が1万増える。モンスターカード父または母がフィールドに存在する間、効果は無効化される。マジックカード『自己破産させる』『縁を切る』などを発動すると破壊することが可能。
なんて恐ろしいカードだ。対戦相手はいったい誰なんだ。
ありのままを言うと、キャッシング枠で45万、ショッピング枠で20万借りてた。全部で65万だけど、シミュレーションサイトに入力すると利息込みで最終的に80万以上払うことになるらしい。驚愕だ。
「ご利用は計画的に」じゃないんだよな。計画性がない先延ばし人間がこういったシステムを利用してしまうんだ。
どうせ自分が貸したお金で毎月支払うことになるのなら前倒しで一括返済した方が安くすむんじゃね?という結論になった。この件でニッセン・クレジットサービス株式会社のサポートセンターに電話をしてプチ切れることになるのだが、割愛。
スマホの料金プランも明細をみてみると無駄なオプションを契約していたりして、スマホ代を削ってリボ払いを無くしてみると、月々の生活費は23.8万→21万になった。
いややっぱり足りてへん。毎月赤字になるじゃないか。「お金は絶対に返す」と度々母は言うけれど、絶対返せないよ。言うだけタダよ。
「この話はブログに書くから、せいぜい広告費の足しになってくれ」
といったことを伝えた。半分ウソだ。広告費を貰えるほど、身の上話の記事は閲覧されない。文字として出力することで自信のモヤモヤを昇華させる意味合いが強い。性格が悪い。知ってた!
とりあえず、これで貸しは157万+リボ払い一括65万で222万になった。新車が買えてしまうね。
リボ払いをこちらで完済してクレカを取り上げるつもりだったが、クレカが無いのは困ると言うので結局立て替えないことになった。
正直、225万まではあげてもいいと思ってる。
大学3年生までは学費の半分である225万くらい出して貰ったし、大学指定のノートPCも買ってくれたし、家の手伝いとかほとんどやらなかったし、23年間は実家で世話になっていた。日々母との口喧嘩が絶えずに中学生の時には「早く出てってくれ」と言われていたから社会人になって即、家を出たけど。
でもこれから赤字を垂れ流し続けることになるだろうから、225万の枠からはみ出るだろう。高い家に住み続ける限りはみ出るカルビ。
もっと安い家に引っ越せと言いたいところだが、その費用も自分が出すことになる。引っ越しの手伝いも面倒だ。
一緒に住む案も浮上したが、この歳になってまで口喧嘩はさすがに疲れる。今度は自分が「早く出てってくれ」と言う側になるんだろう。
子は親を選べないとか、親は子を選べないとか、親ガチャ失敗とかいう言葉が流行っていたけど、成人してしまえば自分以外は他人だ。貯蓄をしてこなかった親が一番悪いけども、何歳になっても親子というステータスを付与し続ける日本の法律を少しばかり恨めしく思う。
そんなこんなで虚無感にとらわれ、ソシャゲのガチャは控えめになり、寝つきが悪くなった最近です。
寝つきは多分、朝までマーベル映画マラソンしていたせいだ。
色々書いたけど、書けるから。きっと私は元気です。
みんなもディズニー+に加入してマーベルマラソンして、『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』を劇場まで観に行こう!
コメント
[…] 近況報告に書いた通り、実家が愉快な状態なので貯金の趣味は脅かされつつあるけれど、余計な事を考えないように毎日やりたいことを詰め込んでいる。 […]