『25℃以上は夏日、30℃以上は真夏日といいます』
地元のスナックに呼び出された先週末。備え付けられたモニターが「残酷な天使のテーゼ」とか「アイドル」とかカラオケのランキングを表示している中、下のテロップ部分にそんな言葉が流れていく。
夏日と真夏日、何年か前に天気予報でうっすらと聞いた言葉ではあったけど、小春日和とか、梅雨時とか、不良債権とか、そんなふんわりとした言葉のニュアンスでしか捉えてなかった。
それじゃあ猛暑日が35℃以上の定義なのだろうかと、ボンヤリ画面を眺めていて気付いたら終電間近だった。3千円だけ母に渡して帰りの電車に乗った。絶対足りないけど。
火葬準備やらの休憩で2人で行ったとき、母の代わりに払ったら3万くらいした。ママさんに奢るのが当然な世界だったりするし、チャージ料とか明確に書いてなかったけど高いよ、スナック。日本酒飲み過ぎたかも。
ごちそーさん!
猛暑日が続いた7月。前の記事に書いたAmazonでポチったネッククーラーが届いた。
■首掛け扇風機 ネッククーラー 羽根なし
でも、電源がつかなかった。充電もできなかった。
不良品!
レビューを見ると、返品交換をスルーされたとか書いてあって非常に不安。
LINEで保障登録をして、壊れた証拠の動画を求められて撮って送ると新しいものが送られてきた。
よかった。
壊れたやつは返さなくていいとのこと。
こうしてネッククーラーとゴミを手に入れた。
諸事情で群馬に行く予定があったので持って行くことに。
待ち合わせ場所に現れたのはベースが黒、サイドが金ピカのイカした上司の車。
ボタン1つでリアガラスにカーテンがかかり、ボタン1つで天井にはサンルーフが出現した。すごいい。大興奮。子供の頃にこれに出逢ってたら窓から首出してチョンパされてるに違いないくらい興奮した。
お客様と、新卒さんと4人でレッツドライブ。
目的地は約39℃。とんでもない猛暑日だった。
サービスエリアの喫煙所で満を持してネッククーラーをスイッチオン。
ブオォォォォンゴォォォォ
そこそこの温風が顔に吹き付けられた。
ぬるい。非常にぬるい。
静かな喫煙所でブォォォンと低温がよく響く。
風速は三段階で調整できるけど、MAXにすると音がちょっとうるさい。
ぬるくてうるさい。
首の後ろについてる冷却プレートは、まるで常に小さな冷えピタが貼られているかのようだ。このプレートは結構すごい。冷蔵庫から出して5分くらい経ったペットボトルの水くらい冷たい。このプレートの範囲はもっと広げてもらいたい。
温風はしかたないけど目的は風によって空気を循環させて汗を蒸発させることだと思えば、風がまったく無い日に持っていく分には損はないかなと。
ムワっとした建物に入る時もいいかも。
風がある日はただのデカイ荷物になるので損すると思う。たぶん。
フル充電で3時間くらいもつから、ちょっとしたレジャーに気休め程度に持って行くのはありかもしれない。
一番役に立ったのは家の中。PCで絵を描くときの環境が絶望的で(だからできる限りスマホで描いてるのだけど)、液タブを膝の上に抱えて描いている。そうすると液タブの放熱で体が火照ってきて無事に汗だくになる。そこで、ネッククーラー!それなりに気が紛れた。オススメ。
猛暑日には焼け石に温風だけど、お風呂上りや料理後など火照った身体に使うのが有意義かもしれない。
ネッククーラーが気になった人。他にも色々な種類があるようなので、音量、大きさ、重さ、温風具合、お客様の声のO5をよく吟味して決めてほしい。
話題のビッグモーターの横を通りかかった時、新卒さんが
「街路樹の草が!生えてますよ!!」
と声をあげた。笑うしかなかった。全店舗で除草剤を撒いていたわけではないらしい。
いきなり上司とのドライブで大丈夫かなと思ったけど楽しそうでなにより。
サムネの絵は素材サイトにアップしました。
艦これイベントが、始まる!1週間は様子見るよ!