夢とは不思議なものだ。
自分が小学生だったり大学生だったり、時にはマリオになっていたりする。本来の自分とはアイデンティティがこんなにも変わっているのに、夢だと気付けない。
自意識すら塗り替えられて、何にでもなれる。自他の境界が無くなっているようだ。
人類補完計画は実は既に成し遂げられているのではないだろうか。
今回の支離滅裂な夢を、お楽しみください。
2022/2/20(日)
自宅の寝室にいる。叔母にタイツの毛玉をむしられた。タイツに穴が開き、中から綿が溢れだした。タイツに綿が入っているわけないのに。ここで夢だと気付きたかった。
場面転換。
伊豆のお土産施設の中を歩いている。ショーウィンドーの中に人間の皮を剥いたような人形が仰向けに寝かせて飾ってある。頭が手前側にある。グロい。自分のスマホの画面に色調整のバーが表示されており、赤にしてみるとショーウィンドーの中の人形も赤くなった。エヴァの赤い海っぽいなと思った。立ち去ろうとすると人形がしゃべった。
「すごくねむい」
目が覚める。
2022/2/22(火)
大学の教室にいる。数学のテスト中らしい。文字はうまく読めない。ノートを広げて「よっしゃ絵描くぞ！」と思ったが既にカラーで青髪の女の子が何個も描いてあった。しかも滅茶苦茶うまい。夢の中の自分は絵がうまいようだ。ちょっと羨ましい。
目が覚める。
2022/2/24(木)
知らない部屋にいる。目の前に段ボールが数個置いてあり、中を覗くと「午後の紅茶ミントミルクティー」と書いてあるペットボトルが入っている。そんな味あるの？
父からメールがくる。「取っといたあのお茶なんだっけ？」(*)
目が覚める。
(*)最近、実家が色々と大変で仕送りやらしているのだが、そんな状況で今年に入って人生で初めて父からショートメールを受け取った（メアドは知らない、父はガラケーなのでLINEも使ってない）。解読が必要なほど難解なひらがなと漢字が並んでいた。これは日本語か？もうボケているのかもしれない。いや父が書いた文章をかつて見たことがないのでこれが通常運転なのかもしれない。夢ですんなり読めるメールがきた時点で夢だと気付けたのに。
2022/2/27(日)
知らないリビングにいる。知らない人に「折り紙でバラを折れ」と指示される。やらねば、と思った。部屋を見渡すと賞状が置いてあり、下半分に折り方が書いてあるように見えた。少し目を離した隙に知らないおばさんが賞状の下半分をビリビリに破ってゴミ箱に捨てた。私はキレた。おばさんの頭部をなんか知らんがスゴイ脚力で蹴りつけてた。おばさんは壁に叩き付けられ、顔の左側が潰れて目玉が飛び出した。その様子を見ていた後ろの男性に向かって「もともと頭空っぽなんだからいいだろ。片付けておけ」と伝えてゴミ箱から賞状の切れ端をを拾い集める。大きめの三角形にびりびりと裂かれていただけだったので簡単に復元できた。
見ても意味をなさない単語の並びだったのでバラは折れなかった。夢では文字がぐにゃぐにゃしていたりで意味がよく分からなかったりで読めないことが多い。
場面転換。
母が弁当屋でバイトして帰ってきた（実際は弁当屋で働いてないし一緒に住んでいない）。油まみれの総菜を渡され、新聞紙で油を吸収することにした。横を見ると大きな鏡がある。自分の顔が変だ。マイケルジャクソンのようにエラが張って、口元には深い皺があり、髪の毛はパーマがかかっており、肌は使い終えた炭のように白と灰色のボロボロとしたまだら模様になっていた。口元はもごもごして動かしにくいというか、口が開かない。とりわけ焦ることもなく、「失敗したな～」なんて思った。
目が覚める。
夢の中ではしばしば超人的なパワーを発揮する。頭がグチャっとするのはなんだろう、ハンターハンターの読みすぎかもしれない。ヨークシン編、陰獣のミミズ男が思い起こされる。私がウボォーギンだ。
後半は、前日にエルデンリングのキャラエディット画面で上アゴが…いや下アゴをもっと細く…とか言っていたせいかもしれない。
今回はここまで。続きはまた今度。
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