簡易裁判所に駄々をこねて困らせた話

こんにちは、夜勤明けのぽいぽいプリンです。

昨年末、簡易裁判所から調停申立書が送られてきた。

内容は、父方の祖父母の遺産をきちんと分配していないとして父の兄(以下父兄)が父の妹(以下父妹)に対して訴えを起こしたものだった。

父兄は常にお金に困っているろくでなしという話を何回か聞いたことがあったので絞れるとこから絞りたいのだろう。

通常、祖父母の遺産を継ぐ権利は孫には無いらしい。昨年父がぽっくりしたので例外ケースとしてその権利が自分にも回ってきた模様。父妹は父の葬儀に来ていたのでそこでやっと顔を認識した。

同封されている相続関係図には父兄や祖父母の名前が載っていた。名前、初めて知った。祖父は自分が小学生の頃、祖母は自分が大学生の頃に亡くなっていた。そうだったのか。

祖父母が住む土地には何度か行ったことあるはずだけれど、顔は全く覚えていない。元々人の顔と名前を覚えるのが苦手だった。記憶にあるのは、片田舎の道を走る車窓からの眺めのみ。立ち並ぶお店の名前に自分の苗字が頻繁に書いてあった。

ぽいぽいそば
ぽいぽいや
ぽいぽいふとん

「名前、いっぱいある!」と驚いた覚えがある。これが片田舎か。

 

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そんな記憶の彼方だった人たちの争いに巻き込まれてしまったのだが、選択権は3つ提示されていた。

①遺産を受け取る
②遺産を父妹に譲渡する
③相続権を放棄する

遺産の内訳は、片田舎の家と預金残高。家は父妹が管理してくれているらしい。預金残高は、相続人の頭数で割ると1人20万円くらい。20万円ゲットするために、弁護士雇ってこんな面倒なことを…おっと。

父妹には多少なりとも同情の念を抱いていたので父妹に譲渡する②に丸をつけた。署名する箇所が6、7個あって、文字通りしちめんどくさかった。返信用封筒は入ってなかった。切手は自腹なのか。

ともかく、裁判所に書類を返送した。

後日、裁判所から電話がかかってきた。

「切手が46円分足りてなかったので送っていただけませんか?」

マジか。

94円じゃなくて140円だったらしい。書類の枚数が多過ぎたんだ。そんなぁ。

コンビニに行くと、63円分しか売ってなかった。そんなぁ。

送る用の84円と63円分の切手を買って、謝罪のメモを添えてまた裁判所へ送った。

後日、また書類が送られてきた。

え、まだやり取り続くの?中には切手も入っていた。63円-46円で17円分お釣りだ。

さすが、ちゃんとしてる。でもこんなちっさい金額なにに使えばいいのだろう。

書類を開くと、父妹に遺産を譲渡するための手続きがまた必要になるらしい。めんど…おっと。

『譲請人欄はその方に記載してもらってください』

え、知らん。父妹の住所も連絡先も全く知らん。かといって母に聞くのも避けたい。母にLINEをする度にこちらがイラッとして終わるのでめっちゃ避けたい。人を煽らないと死ぬ病にかかっているのかもしれない。職場の煽り体質な先輩よりよっぽど酷い。職場でどんな人でも受け入れられるマインドを保てているのは母よりは全然マシだと脳裏で比較しているお陰かもしれない。ありがとう、母。

送り返す書類がこれまた枚数があって、また切手代が140円かかるだろう。そして印鑑登録証明書はコンビニで出せるけど1通200円。

なんか、顔も覚えてない父兄のために何やってるんだろってなってきた。
140円+84円+140円+200円。父妹の連絡先を聞き出せたとして、署名を貰うために書類を往復したとして更に切手84×2円。

めんどくさくなってきた。切手代とか勿体ない。もう勝手にやっておくれ。

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そして簡易裁判所に電話することにした。母に連絡するより1000倍気楽だ。

「すみません、ぽいぽいと申しますが、事件番号●●号と●●号の件についてお伺いしたくてですね」
「えーっと、はい、担当の者に変わります」
「お待たせしました、●●です」
「あの、相続分譲渡証書って、送らずに放置しておくと何か罰金とかペナルティってありますか?」
「えっ?いや、ペナルティはありませんが、送って頂かないと手続きが進められず…」
「受取人の連絡先が分からないので、ここで手続きやめていいですか」
「でしたら相続権を放棄する手続きをして頂けますと~~」
「や、もう、切手代とか印鑑証明とか、勿体ないんですよ。ペナルティないならもう返送せず放置でいいですよね」
つい本音が出てしまった。
「や~~私からは何とも言えませんね…この後のお手続きで何かしら連絡が行ってしまうかもしれません…完全にこのやり取りから抜けるためにも手続きされたほうが…」
「全部無視すればいいってことですよね!」
「え、いや~…私からは…」
「連絡はきても大丈夫ですので、放置させて頂きます。自分抜きで進めちゃってください」
「あーっはい、お話は分かりました、はい、かしこまりました…」

ヨシっ!

話の雰囲気から、最初から放置しても大丈夫そうだった。

とまあ、簡易裁判所の人を困らせたお話でした。お仕事滞らせてごめんね、とは思う。ちょっとだけ。

このやり取りの間にひとつ変わったこと。それは、父兄からシーズンごとの挨拶の手紙が送られてくるようになった。

早く手続きしろってことなのだろうか。

ムリー拒否ー!サファリパーク!

 

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